インド洋最後の楽園  マダガスカル  ~リゾート&ネイチャー~ | マダガスカルの旅行記

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インド洋最後の楽園  マダガスカル  ~リゾート&ネイチャー~

エリア
マダガスカル
/マダガスカル
テーマ
自然
時期
2006/6/02~2006/6/02
投稿日
2006/6/20
更新日
2018/12/29
投稿者
澤田 吉郎

マダガスカルはアフリカ大陸の南端、インド洋に浮かぶ島国です。 地図で見ると一見小さな国のように見えますが、実際は日本の 約1.6倍も大きな国です。今回はマダガスカル航空主催の研修 ツアーにて、マダガスカルの魅力を体験してきました!

  • 2日目

    バンコクを飛び立ちインド洋を横断し続けること約8時間。
    早朝05:40定刻通りにマダガスカルの首都アンタナナリボ国際空港に到着!
    日本でビザ取得済みの場合は出国審査を終え、入国。
    空港での ビザ取得も可能ですが、時間がかかるので事前取得が絶対お勧めです。
    国際線到着時間に合わせて両替所もオープンするので、早朝でも 安心両替!もちろん日本円からの両替も可能です。
    お札には可愛い キツネザルなどマダガスカルの象徴が!ちょっとした話のネタになります!
    空港から市内までは車で約30分。
    のどかな田園地帯を走りぬけ、 まずはヒルトンマダガスカルへ。
    荷物を部屋へ置くためだけに寄ったのだが、 景色がキレイだったのでおもわず1枚!
    毎年10~11月にはこのアヌシ湖周辺に 植えられているジャガランダの花が咲き誇るそうです。

    (写真:左)    通貨単位は「アリアリ」
    (写真:中央)  田園風景
    (写真:右)    アヌシ湖周辺

  • ショッピング

    市内を一望できる絶景ポイントが!
    フランスの植民地だったこともあり、 現在でもその名残が多く残っています。
    街中では肉や野菜、フランスパンなどを 売る店が軒を連ねます。
    お土産屋では所狭しと民芸品が置かれています。 女性好みの雑貨も多く、値段もとてもリーズナブル!

    (写真:左)      アンタナナリボ市内を一望
    (写真:中央:右) 民芸品のお土産は喜んでもらえること間違いなし!?

  • レミュールパーク 1

    ショッピングが終わり、市内から車で西へ約30分。
    マダガスカルの象徴キツネザルが放し飼いになっている レミュールパークへ。
    ガイドと一緒に歩いていると、木の上から何か物音が!最初は警戒していた キツネザル達も、エサを目の前にするとこんなに近くまで寄ってきました。
    尾っぽを触ることもできました! でもエサの時間を邪魔するとこんなふうに怒ってしまうあたり、愛嬌たっぷりです!
    この後訪れたチンバザザ動物園にもたくさんのキツネザルが飼育されています。

    (写真:左)   まだまだ警戒中
    (写真:中央)  まだビクビクしてる様子
    (写真:右)   ついに触れ合える距離に!

  • レミュールパーク 2

    (写真:左)      未熟なワオキツネザル
    (写真:中央:右) キツネザル以外にも珍しい種類の動植物も豊富!

  • アンタナナリボ ホテル紹介

    アンタナナリボのホテルを3箇所ご紹介いたします

  • コルベールホテル

    アンタナナリボの中心に位置し、街歩きに最適!プールやエステも完備!
    部屋も広々とした設計で、シティービューはなかなかの見ものです。

    (写真:左)  旧館の全景
    (写真:中央) スタンダードホテルのベッドルーム
    (写真:右)   ホテルからの眺望

  • タナプラザ

    独立大通りに面したホテル。部屋は狭いが、機能的で便利!テラスからは大通りを眺めることができる!
    レストランもとてもキレイで、大人数収容可。!

    (写真:左)     タナプラザ
    (写真:中央)  独立大通りの眺め
    (写真:右)    清潔感たっぷりのレストラン

  • ヒルトンマダガスカル

    アヌシ湖に面したホテル。毎年10~11月にはジャガランダの花が咲き誇る。
    レストラン、バーなど整っているが立地が悪く、市内までは車での移動になる。

    (写真:左)    ヒルトンマダガスカル
    (写真:中央) 広々としたロビー
    (写真:右)   スタンダードルーム

  • 3日目

    アンタナナリボは標高1400mに位置する為、朝晩は冷え込みます。
    今日はバオバブの木のあるモロンダバへ。
    国内線の空港は国際線の空港のすぐ隣。 バンコクから到着した日に国内線へ乗り継ぐ場合には、この「TRANSFER」看板が目印。 仮に見逃してしまい外へ出てしまっても、国際線ターミナルから国内線ターミナルへは 徒歩30秒なので、まず迷うことはないでしょう!

    国内線のチェックインは日本と同じく1時間前。 ただ午前7~9時台にはマダガスカル各地へ飛び立つ便が多いので、チェックインには 注意が必要。
    また空港内のアナウンスはフランス語、英語の順番で音声も小さいので かなり聞き取りにくい!ゲートの近くにいて注意すべし!

    国内線は指定席ではなく、自由席!
    モロンダバへ行く飛行機は絶対に左側がおススメ! モロンダバへ近づくと、眼下にはバオバブの木が広がります!
    モロンダバは乾季にあたり、気温も高い!朝、寒かったアンタナナリボとは打って変わって 30℃の世界。のんびりした空港の様子もあって南国のようなイメージ!
    ここから待ち望んだバオバブの木観光へ!お手洗いがないので空港でお済ませください。

    (写真:左)   「国内線乗り換え」看板
    (写真:中央) 国内線用プロペラ機!
    (写真:右)   機内の様子

  • モロンダバへ

    (写真:左)   モロンダバ空港
    (写真:中央) 手書きのフライトスケジュール!
    (写真:右)   いざバオバブへ!

  • 3種類のバオバブ

    このモロンダバの地には3種類のバオバブが存在します!最初はどれも同じに見えたバオバブも 言われてみれば、確かに大きな差がありました。皆さんは下記の3つの違い分かりますか?

    (写真:左)   グランデディエリ
    (写真:中央) フニ
    (写真:右)   ザ

  • ありのままの自然

    他にも見所盛りだくさんのバオバブたち!言葉では言い表せない素晴らしさがここにはあります。
    人の手の加わっていないありのままの自然!ここでしか味わうことができません!

    (写真:左)   双子のバオバブ
    (写真:中央) バオバブの並木道
    (写真:右)   愛し合うバオバブ

  • 100年後には立派になってるかも…

    高さは優に15mあります!ガイドブックなどにも頻出の光景。ここも人気ポイントです!
    こんな将来性豊か(!?)なバオバブたちにも出会いました!100年後には立派になってるかも…

    (写真:左)      「愛し合い始めてるバオバブ」 勝手に名付けてます
    (写真:中央:右) 「子どもバオバブ」現在約150cm この道の両脇に植えられています 「新バオバブの並木道」!?期待が膨らみます

  • 真っ赤な太陽が沈んでいきます

    バオバブの説明やら記念撮影をしているうちに夕刻に!西の空に真っ赤な太陽が沈んでいきます!

    (写真:左:中央:右) 言葉は必要ありません。とにかく時間はゆっくりと流れます。

  • ずっとここにいたい!

    (写真:左:中央) ずっとここにいたい!そんな気分です
    (写真:右)     子どもたちにも大人気!

  • 4日目

    宿泊したレナラホテルの目の前にはのんびりとしたビーチが広がっていました。
    昨夜は満点の 星空に気をとられ、ビーチがあるとは全く気付かず…。
    朝プラプラと散歩もおススメです! 朝食後には手漕ぎのカヌーでベタニア漁村へ!無邪気な子どもたちの笑顔に癒されます。

    (写真:左)   モザンビーク海峡 400km先にはアフリカ大陸が!
    (写真:中央) ベタニア漁村 レナラホテルからカヌーで20分
    (写真:右)   日焼け止めを顔に塗ってます 「タバキ」と呼ばれています。

  • 子供たち

    (写真:左:中央:右) みんなカメラ大好きです!

  • モロンダバ ホテル紹介

    モロンダバのホテルを3箇所ご紹介いたします

  • レナラホテル

    全コテージタイプのホテルで、目の前にはビーチが広がります。レストランの食事は絶品です!

    (写真:左)   レナラホテル
    (写真:中央) コテージ内は広々とした造り
    (写真:右)   蟹グラタン(マジ美味いっ!)

  • ホテルバオバブカフェ

    部屋の内装が女性好みのホテル。改装したばかりで清潔感が漂います!

    (写真:左)   ホテルバオバブカフェ
    (写真:中央) エントランス
    (写真:右)   明るい客室

  • シェ・マギー

    小さなホテルですが、落ち着きがあります。なぜかレセプションとバーは兼用です。

    (写真:左)   シェ・マギー
    (写真:中央) レセプション兼バー
    (写真:右)   2階建てのコテージ

  • 5日目

    今回の研修旅行のメイン ノシベへ!国内線で約90分。マダガスカル随一のリゾートです。
    空港から市内まで約20分。早速スピードボートに乗り換え、無人島ノシタニケリーへ。
    ここでは シュノーケリングも体験できます。誰もいないビーチでのんびりするもよし!
    続いては クロキツネザルの生息するノシコンバへ!動物園のキツネザルたちは飼いならされており、 バナナを持っていると肩に乗りかかり貪ります。
    愛らしい表情を見せてくれました。 ボートでの移動はそれぞれ20分ほど。船酔いしやすい方は事前に必ず酔い止めを!

    (写真:左)   ノシベ空港
    (写真:中央) このボートで船旅へ!
    (写真:右)   無人島ノシタニケリー

  • ノシコンバ

    (写真:左:中央) クロキツネザル(左:オス、右:メス)
    (写真:右)     お土産物も充実!

  • アマリーナホテルへ

    ノシコンバからエルビル(ノシベの中心部)へボートで戻り、島北部のアマリーナホテルへ。 とても良いホテルですが、交通手段が限られます。

    空港から整備された道を20分車で走り、その後ボートで20分のコース。
    もう一つは空港から70~90分間ひたすら続く悪路を突っ切るコース。

    我々は後者のコースで向かいました。研修前に耳にしてはいたものの予想以上の悪路! ちょっとしたサファリ体験でした!
    時折木々の合間から満天の星空とお月様が顔を覗かせるが、 それもほんの束の間。平均時速20kmにも達していたのだろうか、アマリーナホテルの入り口へ 辿り着いたその時、自然と車内には拍手が響き渡りました。
    運転したわけでもないのに なぜか一同達成感でいっぱいでした!ウェルカムドリンクで一息も二息もつきました。
    ノシベを大々的に観光地としてアピールしていく為にマダガスカル政府も力を入れています。 この悪路が整備されるにはあと数年は必要…一刻も早い整備が望まれます!

  • 6日目

    この日はノシベのホテルを丸一日かけて視察。アマリーナホテルからまずはノシベ本島の 南西に位置するノシイランジャへボート移動。
    100分に及ぶ長い船旅も途中、イルカの群れが 現れて疲れを癒してくれました。
    ノシイランジャは大イランジャと小イランジャに分かれており、 大イランジャには地元の方が生活を営んでいます。
    小イランジャにはイランジャロッジが ホテルを構えています。この二つの島は普段は海で隔たれているが、干潮の時だけは 白く美しい長さ1kmの砂洲が現れます。
    海の上に徐々に陸地ができていく光景は見ものです!

    (写真:左)   イルカの群れに大感動!(ほとんど写ってませんが)
    (写真:中央) 青い海と白い砂 海の醍醐味ですね!
    (写真:右)   大イランジャからの眺め あと少しで砂洲がつながります!

  • ノシベ ホテル紹介

    ノシベのホテルを5箇所ご紹介いたします

  • アマリーナホテル 1

    4つ星クラスの高級リゾートホテル。
    全てコテージタイプの客室はプライベート感たっぷり!
    エントランス、レストラン、プール、プライベートビーチなど全てに手が行き届いており、 不自由なく滞在できる。
    ハネムーナーやカップルにおススメのホテル!ハネムーナーには 無人島での特別な食事が用意される!ハンディキャップルームがあるのも嬉しいポイント。

    (写真:左)    アマリーナホテル
    (写真:中央) エントランス
    (写真:右)   全てコテージタイプの客室

  • アマリーナホテル 2

    (写真:左)   プライベートビーチ!
    (写真:中央) プール
    (写真:右)   レストラン

  • アマリーナホテル 3

    (写真:左:中央) ゆったりできる広さの室内とバスルーム
    (写真:右)     ハンディキャップルーム

  • ノシイランジャ

    ノシベの南西に位置し、本島エルビルの港からスピードボートで約80分。
    全室コテージタイプになっており、1棟1棟が離れておりまさに隠れ家的な要素満載! ハネムーナーに最適!
    レストランから眺める海も美しく、大イランジャと繋がる砂洲も目の前!

    (写真:左)   ノシイランジャ
    (写真:中央) 本島とのご送迎はイランジャ号!
    (写真:右)   隠れ家ビーチ!

  • ノシベホテル 1

    コテージタイプとアパートタイプの客室があり、どちらも清潔!
    レストランからの景色が絶景です!

    (写真:左)   ノシベホテル
    (写真:中央) コテージタイプの客室
    (写真:右)   レストランからの絶景

  • ノシベホテル 2

    (写真:左)       アパートタイプの客室
    (写真:中央:右) 夕日に染まるレストラン 

  • バニラホテル

    内装、ガーデンが凝った造り。女性同士のご旅行にはおススメ!

    (写真:左)    バニラホテル
    (写真:中央) 手入れの行き届いたガーデン
    (写真:右)   目の前にはガーデン、遠くには海

  • ベンタクラブ

    ノシベで最大の客室数を誇るホテル。大半がイタリア人で、イタリア語表記も目立つ!
    一部のエクスカーションを除きオールインクルーシブ。ホテル内お土産物屋はユーロで金額表示。

    (写真:左)     ベンタクラブ
    (写真:中央:右) 全てのサイズがビック!

  • 7日目

    昨年一般公開されたばかりのロコベ完全自然保護区へ。
    途中からは車を降り、手漕ぎカヌーへ。 研修旅行ということもあり大人数の為、漕ぎ手が足りず私も漕ぐことに!
    すぐ着くと思っていたのが 甘かった。片道1時間もかかりました。ディズニーランドのカヌーの100倍疲れます!
    保護区内には カメレオンやキツネザルなどが生息しています。まだ公開されたばかりで正直ツアーで使うまでには あと数年は必要な印象を受けました。

    (写真:左)   往復2時間でヘトヘトでした~
    (写真:中央) 保護区内のホテル
    (写真:右)   色鮮やかなカメレオン

  • 8日目

    移動、視察の繰り返しでゆっくりする時間をとることがあまりできないまま出発の日。
    国際線のチェックインにはかなり時間がかかるので、ホテルの出発は早めがベスト。
    名残惜しいことが多く、再度マダガスカルを訪れることを心に強く決め帰国の途へ。
    モーリシャス、モルディブなどを眼下に眺め、再度インド洋横断!
    約9時間のフライトでバンコクへ。 空港内トランジットホテルに部屋を取り、研修旅行が終わってしまう寂しさを紛らす為、空港内を ウロウロしているとW杯ドイツ対コスタリカの試合が行われていました!
    さすがアジアのハブ空港 バンコク!点の取り合いで一喜一憂する自国民が印象的でした。

  • 9日目

    長いようで短かった研修旅行も最終日。
    バンコクからタイ国際航空で成田空港へ。手続きは 行きと逆。バンコクで1泊しようとも荷物はもちろんスルーで成田まで。

  • あとがき

    マダガスカル国内の移動方法など、ツアー作成にあたって更なる工夫が必要だと感じました。 今回お世話になったマダガスカル航空さんとも協力してより良いツアーをご提供していきたいと 考えております。興味のある方は是非ともお問い合わせください。