スペインからモロッコへ | モロッコの旅行記

支店
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スペインからモロッコへ

エリア
モロッコ
/モロッコ
テーマ
現地情報
時期
2011/03/29~2011/04/08
投稿日
2011/4/10
更新日
2020/7/24
投稿者
エスティワールドスタッフ

スペインからモロッコへ国境越え。ジブラルタル海峡を船で渡るその旅はみんなの憧れ。でも先輩トラベラーの情報や噂では、モロッコの玄関口タンジェは非常に治安が悪く、タンジェに降り立つとモロッコが嫌いになってスペインに戻ってしまうとか・・・。本当にそんなに治安が悪いのかな?船から降りたらたくさんの人に囲まれて身ぐるみはがされるのかな?なんていろいろ想像して心配してしまいますが、お客様からのご希望も多いスペインからモロッコへの移動をなんとか実現したいと思い、実体験してきました!

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日数:6日間  
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  • スペイン・アルヘシラスに到着

    まずはタンジェ行きのフェリーが出るアルヘシラスに到着。マドリードからアルヘシラスまでは特急列車アルタリアで約5時間。アルヘシラスへはマドリードの他にもコルドバ、ロンダ、グラナダなどアンダルシアの町から列車でアクセスできます。マドリード→コルドバ→モロッコとか、マドリード→グラナダ→ロンダ→モロッコとか素敵ですよね。アルヘシラスの駅から港までは徒歩で15分ほど。大きなスーツケースがある場合はタクシーで移動した方がいいですね。(タクシーで所要5分ほど、初乗り3.4ユーロでしたので5ユーロほどで港まで行けると思います。)
    (写真左)アルヘシラス駅
    (写真中央)大きな木の向こうにアルヘシラス駅
    (写真右)アルヘシラスの目の前のホテル・オクタビオ

  • アルヘシラスにて

    タンジェ港のターミナルに着いたらの2階のカウンターで乗船券に引き換えます。特急列車アルタリアの到着は13:53でタンジェ港でひと息ついたら14:30。タンジェ行きのフェリーの出発は15:30。出発まで1時間ある!ということでターミナル1階の荷物預け所でスーツケースを預けて(3ユーロ)、タクシーで町に繰り出し戻ってきました。ターミナルの2階にはカフェがあるので時間がない場合はカフェでゆっくりがおすすめです。
    (写真左)一番奥がターミナル
    (写真中央)ターミナルの入り口
    (写真右)ターミナル1階。エスカレーターで2階の出発ロビーに上がります。

  • いよいよフェリーに乗り込む

    フェリーのアルヘシラス出発予定15:30、タンジェ到着予定14:30です。

    ※この日は2011年3月30日。スペインはサマータイムが始まっていてモロッコはサマータイムが始まっていなかったのでスペインとモロッコの時差は2時間。乗船時間は1時間という計算になります。

    15:30出発ということは30分前には待機しなければと思い2階の出発ゲート前で待つこと30分。結局出発予定時間の15:30に乗船開始でした。ゲートには係員の人がいますが乗船券をチェックするだけでパスポートチェックなし。出国スタンプなどを押されることなくフェリーに乗り込みました。
     
    (写真左)出発ゲート
    (写真中央)入国審査?と思い並んでみましたがパスポートチェックなしです。
    (写真右)ボーディングパスです。飛行機の搭乗券のような感じです。

  • モロッコへ向けて出発

    15:30出発のはずが15:30から乗船を開始して15:30に出発できるはずもなく・・・16:00頃ようやく出発。あっという間にアルヘシラスの港が小さくなっていきます。スペインさよなら~。
     

  • フェリーの中は・・・

    フェリーの中はなかなか快適。飛行機のように並びのシートとラウンジのようにソファーの並んだ空間があります。スーツケースを置く場所が隅の方にありますが、私たちは心配だったのでソファー席を確保して近くにスーツケースを置いておきました。フェリーは揺れることもなくゆっくり進んでいきます。フェリーの中には軽食と飲み物の売っている売店、トイレもあります。

  • モロッコに到着して

    モロッコのタンジェ港到着は14:50頃。20分の遅れかぁ。20分くらいなら許容範囲!と思ったら大間違い!タンジェ港に到着してからフェリーに係員が乗り込み入国審査が始まります。乗り込んできた係員はたった一人。列をつくることなく一人の係員を取り囲む乗客のみなさん。その渦に入り込めず気長に待つことにしました。そして待つこと1時間。15:50頃ようやく入国審査を終えて船の外へ。
    ※こちらの写真のデスクに係員が座って入国審査の手続きをします。

  • タンジェ港で拍子抜け

    船の外に出たらたくさんの人に取り囲まれて身ぐるみをはがされて・・・とにかくスーツケースをしっかり握ってバッグは脇に抱えて・・・と万全の態勢で下船した私たち。しかしそこには誰も私たちを待っている人はいませんでした。。。拍子抜けとともに「ここはどこ?」「もしかしてタンジェじゃない?」「フェリー間違えた?」といろいろ不安に。そこにバスが1台。まわりの人たちからはバスに乗るよう言われ、他に行き場もなく乗り込む。

  • 新タンジェ港

    バスは5分ほどで大きくてきれいなターミナルに着きました。ターミナル出口をでて、ここでようやく16:10頃、現地スタッフと会うことができました!!アルヘシラスから到着するフェリーが到着する港はタンジェから東に45キロのところにある新タンジェ港に変更になったばかりとのことです。ここでようやくいろいろな謎がとけました。私たちが到着したのは噂に聞いていた旧タンジェ港ではなく、新タンジェ港だったのです。
    (写真左)ターミナル内は新しくてきれい。ドライバーがこちらのターミナルでお待ちしてます。
    (写真中央)ターミナル外観



  • タンジェに着いたらシェフシャウエンへ

    新タンジェ港は町から離れた郊外にあるため、乗船客以外の人はほとんど見当たらず、ターミナル内にも乗船客以外入れないため、噂で聞いていたような怖い思いをすることがありません。ターミナルの出口は一つなので現地スタッフもすぐに見つかり安心です。ターミナルには両替所がありますので、ここでモロッコ通貨のディラハムに両替です。


    タンジェからは車で3時間ほどの青い町シェフシャウエンに向けて出発!!