スペインといえばサッカー?フラメンコ?いえ、闘牛です! テレビでは観たことはあるけれど、実際どういったものなのか。 超満員のスタジアムの中で、地元の方々と一緒に熱くなりました!
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まずはホテルから闘牛場へ。
アトーチャ駅近くのホテルに宿泊していたのですが、
このあたりからだと地下鉄で約15分~20分程で移動可能です。
地下鉄の駅を出ると目の前にはLas Ventas闘牛場が!!
休日ということもあり、多くの人で賑わっています。
さて、チケット売り場はどこだ!
闘牛場にもよりますが、
チケットは観戦場所によって料金系体が分かれています。
日向席⇒ソル 日陰席⇒ソンブラ 半分日向半分日陰⇒ソル イ ソンブラ
簡単にいいますと、
日向かつ中心部より遠い席が一番安く、
日陰かつ中心部に近い席が一番高くなります。
さて、いざチケットを購入しようと、窓口まで行ってみると・・・
「当日券は完売しました」(スペイン語)との張り紙が。
そんな!まだ開場まで2時間弱はあるのに!(開場は陽が落ちる約2時間前)
そうなんです。
この日は日曜日で、有名なマタドールが出るという満席になる条件が整っていたのです。
さてどうしよう! とあたふたしていると、怪しい人が寄って来ました・・・。
そう、ダフ屋です。
最初は正規の値段の10倍(5ユーロの席が50ユーロ!!)
の値段でふっかけてきたので軽くあしらいました。
ただ安く売ってくれるダフ屋を探しながら時間が経ってくるにつれ、
「せっかくきたんだし、別にいっか」という思考が働いてくるのです。
半ばやけになり50ユーロのチケットで妥協しようとしたところ・・・・。
最後の最後で25ユーロで購入できました!
諦めたらそこで試合終了ですね。
滑り込みでダフ屋から購入したチケットは、
ソンブラ(日陰)の最上段あたりの席でした。
通常7ユーロ程ですが、まぁせっかくですし・・・これぐらいの出費は仕方ないですね。
開場の時間になり(夕方6時)、中に入ると1,2ユーロで座布団が売られてました。
闘牛場はどの席でも石でできているので、座布団は必需品です!
マイ座布団をお持ちの方もいらっしゃいました。
さぁ待ちに待った開始のトランペットが響き渡り、いよいよ始まりました!
日曜日で人気のマタドールが出るということもあり、超満員です!
まずは闘牛が出てくるのですが、駄目な牛と良い牛の判断ができます。
駄目な牛
またいきなりマタドールが出てくるわけではなく、まずは槍方が出てきます。
槍方は闘牛が馬に突入してくると同時に、闘牛の肩骨の隆起部に槍を、全体重を乗せてぐいぐいと突き刺します。
その後銛打ちというものが行われるのですが、色紙を張って装飾された約70cm程の銛で、これをまた肩骨の隆起部に突き刺していきます。
この行為は牛を弱らせるためなのですが、これがけっこう残酷です。
そしてマタドールが登場し、次々と華麗なムレタ(赤いフランネルの布)で演技を行います。
牛の体力が限界になり、いよいよ「真実の瞬間」と呼ばれる殺しの場面が訪れます。
マタドールが剣を構え、牛が襲ってきた瞬間を狙い一撃で止めを刺します。
この時、牛に痛みを感じさせず一瞬で止めをさすマタドールほど腕がよいとされます。
闘牛が足元から崩れ落ちるこの瞬間が一番衝撃でした・・・。
最後はスタンディングオベーションで、
検討した闘牛とマタドールに喝采が起こり、幕切れとなりました。
皆様も是非、本場の闘牛を!!