自分には手に届かないかと思っていた、クルーズ旅行を体験してきました! クルーズと言えば、私が想像してしまうのが、映画『タイタニック』!! 豪華でドレスを着て、王室の人たちが乗るようなもの!と勝手にイメージをしてました。 興味はあっても勝手なイメージから、大きな壁を作ってしまっていました・・・。 視察とは言え、クルーズ初体験のルンルン♪気分で参加してきました。 クルーズ初心者ならではの、出港から下船までをご紹介いたします! 今回、私が乗船したクルーズは・・・『MSCファンタジア』 ※航路※ バルセロナ乗船→マルセイユ→ジェノバ→ナポリ下船 (今回は、体験ということもあり、通常8日間のクルーズの4日間を乗船しました) 写真:『MSCファンタジア号』 ★客室数:1,637室 ★乗客定員:4,363名 ★乗組員数:1,370名 ★総トン数:137,936トン ★初就航:2008年12月
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日数:5日間
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バルセロナのクルーズターミナルには、
ブルーバスを使って行く方法と、タクシーと2種類。
①ブルーバスを利用
バルセロナの繁華街『ランブラス通り』から、
海の方向へ行くと『コロンブスの塔』があります。
ランブラス通りを背にして、コロンブスの塔の右側へ進んで行きます。
2分ほど行くとまさに名前の通り、青色のバスが待っています。
15分~20分に1本ほど運行しています。
値段もお手ごろで片道:2.50ユーロ(往復:3.50ユーロ)。
乗車時に運転手さんへ支払います。
5分くらいすると、ターミナルへ到着。
ターミナルの外にスーツケースなどの大きな荷物を預けるカウンターがあります。
乗船日の朝からオープンしてるので、
早めに預けておけば、チェックイン時まで市内観光も楽しめます。
②タクシーを利用
大きな荷物があると、やっぱり楽なのはタクシーです。
市内からでも10ユーロほどで行けるので、便利です。
私はサグラダファミリア付近のホテルに宿泊していたので、
そこから9ユーロでターミナルへ行けました。
所要時間も15分ほどです。
バルセロナのタクシーは、メーターが必ず付いているので安心です。
■写真左:コロンブスの塔
■写真中:ターミナルB。このターミナルから出発でした。
■写真右:ターミナル内は、とても広々。
■写真左:コロンブスの塔を背にして、右へ進んで行くと3分ほどで乗り場が見えてきます。
■写真中:ブルーバス。前から乗車してその場で支払います。
■写真右:タクシー。運転手さんの右手横にあるのがメーターです。
ターミナルに到着すると、入り口前に係員がいますので、
そちらでスーツケースなど大きな荷物を預けます。
※ちなみに・・・11時くらいから預けることが出来るので、
早めに港に到着したけど、市内観光したい方などは、
大きな荷物だけ先に預けて、チェックインの時間に戻ってくるということも可能です。
入り口を超えてすぐにセキュリティーを通過すると、チェックインカウンターがあります。
チェックインの際は、パスポートとバウチャーを出します。
セキュリティーのため、写真を撮られるので素敵な笑顔で写りましょう。
船上で利用した追加の支払いをカード払いにする場合は、
ここでクレジットカード登録をすることをお勧めいたします。
カード登録をしない場合は、デポジットの支払いが必要です。
パスポートもここで預けます。下船時に戻ってきますのでご安心を。
カード登録、パスポート預けのレシートをもらうので、
下船時まで大事に保管いたしましょう!!
チェックインの手続きが終わると、
今後、クルーズ中にお世話になるカードをもらいます。
このカードが部屋キーになり、追加支払い時のクレジットカード役になります。
寄港地での下船、乗船の際にも必要です。
そして、このカードに夕食の場所、時間も記載があります。
(時間は、1STシーティングか、2NDシーティングの表記です。)
チェックインを終えると、乗船時間までは自由ですので、
免税店でお買い物もできます。
■写真左:チェックインカウンター
■写真中:クルーズIDカード(肌身離さず持ち歩きます)
■写真右:ターミナル内お土産屋さん、免税店
船まで伸びている通路を進み、いざ!乗船です。
早速、入り口でIDカードを提示。
バーコードで情報確認されます。さっき撮った写真も画面に出てきます。
先ずは何も見ずに部屋へ。
今回、私が宿泊出来たのは・・・『バルコニー付きキャビン』。
やっぱり外が見えるのは、いいですね!
手荷物だけ置き、すぐに日本人スタッフによる『乗船説明会』を受けました。
クルーズにもよりますが、日本人スタッフが乗船していると、
日本語で乗船説明が受けられます。
※乗船説明会がない時は、代わりとなるレターが部屋に入ります。
説明会の他にも、『デイリー新聞』日本語版が毎日お部屋に届きます。
これは、毎日の寄航地発着時間やイベント情報、お知らせが記載されています。
この案内書を確認しないと、情報がつかめませんので、
日本語がない場合でも、頑張って英語を読みましょう!!
出港して間もなく・・・緊急時のための避難訓練が行われます。
大きなシアターで説明を聞いた後に、実際に非難経路をグループごとに辿ります。
■写真左:レセプション前のラウンジ。階段は、スワロフスキーがぎっしりと詰まっています!
■写真中:乗船していた日本人スタッフによる『乗船説明会』
■写真右:乗船客全員参加の避難訓練。各自、ライフジャケットを持参してしっかりと講習を受けます。
■写真左: バルコニー付キャビン。こちらの部屋で3泊お世話になりました。
朝、バルコニーのイスに座って、外を眺めるのがとても気持ちいい!
■写真中:ラッキーなことに、私のお部屋にはバスタブが付いていました。
■写真右:毎日お部屋に配られる『デイリー新聞』です。これをしっかりと読むとクルーズライフが更に楽しめます♪
16時ごろに乗船してから、説明会や避難訓練と、あっという間に夕食の時間です。
私は1stシーティングで予約となっていたので、18時30分スタート。
レストランは、『チェルキオドーロ』
夕食だけは、先に説明しましたIDカードに記載のシーティング、レストランへ時間通りに向かわなければなりません。
2つのレストランで2回の振り分けで、数千人が食事をすると考えると、
これは、遅刻などしたら大変です!!
席も事前に振り分けられておりますので、誰が来ていないかバレてしまいますので、
夕食前は早めの行動をお勧めいたします。
この『チェルキオドーロ』は、とにかく辿り着くまでに大変です。
デッキ6にありますが、一度デッキ7へ行ってから、
近くの階段でデッキ6へ向かいます。
初日ということと、とにかく予想以上に広い船内で、
10分ほど迷ってしまいました・・・。
コースメニューから、好きなものをチョイスするタイプです。
既に旅行代金に含まれているので、選びたい放題です!
こうなると欲張ってしまうのが、私のいつものパターン・・・。
3日間で何キロ太れるか(笑)
この日は、週に2回ほどある『ガラディナー』の日でした♪
ガラディナーの日は、ドレスコードもフォーマルになるので、
パーティードレスを持っていくと、雰囲気にも合います。
※ガラディナーとは・・・クリスマスイブや大晦日など特別な日に提供される特別なディナーのことです。クルーズでは、10日間くらいのプラン中2回ほどあります。
■写真左:レストラン『チェルキオドーロ』
■写真中:アスパラガスクリームスープ
■写真右:前菜スモークカジキのディルマリネ
■写真左:海老のハーブ焼き
■写真中:ホタテ貝とズッキーニのリゾット
■写真右:ガラディナー スペシャルケーキ
クルーズ内であることを忘れてしまうくらいの大きさの大劇場で、
毎晩、夕食後の時間に合わせてショーが行われます。
30分ほどのショーですが、ダイナミックなものシックなものと
普段ショーに興味がない人でも楽しめるはず!
写真左:シアター入り口
写真中:1日目のショー『TRIBUTE』
写真右:2日目のショー『ZORRO』
さすがイタリアのクルーズです!
ショーが終わって20時過ぎから、これからが盛り上がり時です。
ビンゴ、ダンス、パーティー、カジノ、バーなどなど夜中の2時ごろまで続きます。
ファンタジア号は、バー&ラウンジが16種類もあります★
コンセプトがそれぞれにあり、ワインバー、コーヒーバー、スポーツバー、
マティーニバー、ビールバーなどなど。
お酒好きには、これからが楽しい時間帯ですね!
■写真左:リピーターパーティーに潜入しました。
MSCクルーズを以前にも利用したことがある方が招待されるというパーティーです。
■写真中:バーは21時過ぎから混み合います。
■写真右:カジノ・・・お財布からお金を出さない分、どんどん使ってしまいそうで怖いですね・・・・。
せっかくなので10ユーロだけ遊んでみました。
クルーズを体験して、実感したことNO1のポイントは、
何といってもゆったり眠って、朝には次の街に到着することです。
今回の寄港地は、マルセイユ、ジェノバ、そして下船のナポリ。
寄港地に到着時の過ごし方はさまざまです。
船の中でゆっくり過ごすも良し!、外に出て街歩きするも良し!、
エスクスカーションに参加するも良し!、
約8時間くらい寄港していますので、ゆっくり起きて昼から外に出るもお勧めです。
■写真左:クルーズから眺めた寄港地:ナポリ
■写真中:エクスカーションデスク・・・こちらで寄港地でのオプショナルツアーの紹介や申込みを受け付けております。
■写真右:寄港時の出口を探す際は、この『EXIT』を目印に!
マルセイユは、フランスの中でも治安が悪い方と聞いていたので、
初の寄港地だし、臆病になりツアーに申し込みをしました。
申込みをしたツアーは、『アヴィニヨンとマルセイユ観光』。
大人1人:77ユーロで参加が出来ます。(2012年10月)
残念ながら日本語のガイドはありませんが、
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語がありますので、
英語が何とな~~く分かれば大丈夫です!
集合時間などだけでも聞ける英語力があれば、楽しめると思います。
(説明を詳しく聞きたいという方には、英語力が必要です)
■写真左:エクスカーションへ申込みをすると、番号ごとにバスへ振り分けられます。
■写真中:マルセイユの街を高台から眺めました。
■写真右:アヴィニヨンにて、せっかくのフランスだし!ムール貝。
ジェノバと言えば・・・ジェノベーゼ!!
私の大好物なパスタの味付けでございます☆
絶対に食べてやる~~という思いで、この日はツアーには参加せず、
一人ぶらり旅をしてみました。
ターミナルを出ると、ホップオンバス(市内観光バス)が2社、
呼び込みをしておりました。
移動手段にも使えるので、早速購入しました。
先ずは、街1周を日本語テープガイドを聞きながら、ジェノバの街を巡ってみました。
ジェノバの街並みは、何だか気に入ってしまいました。
ただ・・・日曜日ということがあって、
お店がほとんど閉まっており、念願のジェノベーゼに辿り着けず、
午後に船に戻りました。
■写真左:ジェノバのクルーズターミナルは、立派な建物でした。
■写真中:ホップオンバス
■写真右:ジェノバ市内。日曜日だからなのか、人も少なく寂しい雰囲気が。
あっという間に3泊のクルーズライフも最終夜。
下船するまでに前日の夜から、いくつかやっておくことがあります。
①スーツケースなど大きな荷物をまとめる。
前日の夜にスーツケースは、部屋の前に置きます。
夕方までに下船についてのレターが部屋に入ります。
そこに指示されている時間までに、廊下に出しておく必要があります。
今回は、25時までに出しておくような指示がありました。
レターと一緒にタグも配られるので、名前と部屋番号を書いて、
スーツケースに付けておきます。
※翌朝まで使う服や洗面道具などの入るバッグを持参しましょう。
下調べのなかった私は・・・買い物袋に入れるという恥ずかしい状態になりました(笑)
②下船の朝、精算をする。
クルーズ内で使った金額を下船までに精算します。
前日に明細が入るので、内容を確認してサインをします。
クレジットカードの登録をしておくと、サインをした明細をレセプションへ
渡すだけですので、とっても簡単です。
あとは、後日カードから引かれるだけです。
カード登録していないと、朝から長蛇の列に並ばなければなりません・・・。
③パスポートの受け取り
チェックイン時に預けているパスポートを受け取りに行きます。
この時に引き換えのレシートが必要になります!!
④集合場所へ向かう
下船時の混乱を避けるために、数十名ごとにグループ分けをされています。
スーツケースもそのグループごとに運ばれるので、タグが色分けされています。
各集合場所へ指定された時間に集まり、下船をするようになっています。
これでやっと、下船です。
前日の夜から下船までは、時間の指定もあり忙しくなります。
お土産などは、それよりも前に買っておきましょう!!
■写真左:下船の順番が来ると、画面に色分けグループの番号が出ます。
■写真中:MSCロゴショップにあるキャラクター。つい買ってしまいました。
■写真右:船を下りると、出口までの標識があるので、辿っていきましょう。
実際に参加してみて、リピーターが多いということが分かりました!!
ヨーロッパを数カ国、陸地で周遊するのと同じくらいの額で、
クルーズがこんなに楽しめるのであれば、私はクルーズ一押し!!
毎回の荷物まとめもなく、日中に移動時間を取られず、
次の都市へ辿り着けるこの快適さ☆
エンターテイメント、食事、ジム、バーなど充実した環境で、
こんなにゆったり出来る旅は他にはありません!!
日本でももっと身近なものになるよう、
これからもたくさんの情報を配信していきたいと思います!
ヨーロッパ周遊にも楽ちん、安心に旅の出来るクルーズ、
学生様、女子旅、ハネムーン、ファミリー・・・
皆様に大変おススメです!!
お気軽にご相談くださいませ。