年末に起きた津波被害で、一時は断念せざるを得ないかと思われた今回の新婚旅行でしたが、 観光産業で成り立つモルディブの為にも、ここは思い切って行くべし!と、周囲の心配も省みず、2ヶ国をめぐる念願の新婚旅行に行ってまいりました。
結論:やっぱり行って良かった~♪ です!特にモルディブは、プーケットやスリランカのイメージ、情報の少なさで心配される方も多いですが、営業しているリゾートに関しては、全く問題ないと思いました。確かに、余震がきたらどうしよう…という心配はありますが、衛生面や海の透明度などは心配ご無用です!ビーチも海も本当にキレイで、真っ白な砂浜と海を眺めているだけで、最高に幸せな気分でした。本当に津波なんてきたのかしら・・・といった感じです。
スタッフおすすめ!お得ツアー
成田発
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日数:4日間
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私達の宿泊したミール・アイランドリゾートは、STWさんのHPで津波後の現地レポートで知るまでは、全く聞いたことが無かったリゾートでしたが、写真を見てココだ!と思いました。決め手は新しさ!できたての水上コテージに屋外ジャグジーも付いて、アクティビティも充実している、私達には願ったり叶ったりのリゾートでした。
唯一心配だったのは、日本語のできるスタッフがいなかったことだけ・・・(笑)ゲストもヨーロッパの方が多く、少々ビビりましたが、スタッフはみんな親切で、英語もゆっくり話してくださるので、中学校程度の英語力があれば、問題ないと思います。 中学校以下の私達でも、なんとかなりました(笑)
マーレから、スピードボートで約1時間。ちょっと面倒かな?とも思いましたが、到着が夜の為、特に景色も見えなかったので、爆睡している間に着いていました。部屋に入ってからはなかなか寝付けず、夜中にテラスで寝転がると、流れ星がたくさん見えました。水面に映る月明かりや、コテージの灯りに寄って来た魚達を眺め、移動の疲れを癒していました。星ってこんなにたくさんあったんだね・・・と主人としみじみ。
(写真:左) マーレに到着
(写真:中央) ベッドメイクはシンプルだけどかわいい
(写真:右) コテージの通路から見たレストラン
コテージのすぐ近くの「Asian Wok」というレストランで、3食全てブッフェスタイルでした。その名の通り、中国や日本食の名前がついた、アジアチックなお料理も多数並んでいます。その場で調理しているディナーのメイン料理も、日替わりでお肉やお魚などがあり、ラムのフィレステーキは柔らかくてとっても美味でした。サラダやデザートも毎回充実しています。毎朝できたてのオムレツも頂けます。最終日まで、テーブルを担当してくれたサミー君も、一生懸命日本語を覚えてくれて、覚えた日本語は必ず次の日使ってくれます。
毎朝「オハヨーゴゼイマス」と(笑)
(写真:左) キレイの一言に尽きます
(写真:中央) 朝からモリモリ
(写真:右) 私達の泊まったコテージ
やる気満々で行ったわりに、滞在日数の関係であまり参加できませんでしたが、主人の好きな釣りと、シュノーケルツアーは外せなかったので、はりきって参加してきました。
「ナイトフィッシング(一人$18)」
ドーニという船に乗って、夕方から繰り出します。竿を使わずに、素手で針と糸だけで釣るという手法。参加したメンバーで、なんと私が一番に釣り上げてしまい、歓声が上がりました。ちっちゃなお魚だけどうれしかった~♪自称釣り名人の主人は、針が岩底に引っ掛かってばかりでなかなか釣れず、相当くやしかったもよう(笑)。その後、主人も無事に何匹か釣り上げたようですが、私は船酔いと戦っていたのでそれどころではなく・・・。
「シュノーケルツアー(一人$6)」
シュノーケルツアーは午前と午後の一日2回。 午前は人気なのか、予約が取れなかったので午後の部に参加。シュノーケルポイントまでは船で約10分。着くやいなや、みんなどんどん飛び込んで行きます。ダイビングセンターの方が、初心者の私達に「ライフジャケットはいるか?」と聞いてくれたのですが、みんな付けてないから平気だと思い「いりません」と答えて海に飛び込みましたが、3秒で断念・・・ 必死で泳ぎ、ライフジャケットを借りに船に戻るのでした(涙)。残念ながら、今回は1回しか参加できなかったので、ウミガメやマンタには会えませんでしたが、キレイな熱帯魚達と一緒に泳いでいられるだけで、本当に癒されました。コテージに戻る途中、浅瀬で小マンタ?チビマンタ?に遭遇!かわいかった♪
(写真:左) 部屋の前で遊泳
(写真:中央) 影
(写真:右) シュノーケルツアーで
こちらもできたばかりの、とってもキレイな施設です。スパから「15分無料体験プレゼント」という案内がお部屋に届けられていたので、チェックアウトの前に二人で行ってみました。本当はフルコースをお願いしたかったのですが、こちらも時間の関係で断念。うつぶせになると、ちょうど眼下がガラス張りになっていて、優雅に泳ぐお魚達を見ながら、私達も優雅な15分を過ごしました。最後に頂いたお茶が甘くておいしかった☆
食べて寝て遊んで、ジャグジーに入ってまた寝て・・・と、ひたすらのんびり過ごした4日間でした。私達は初心者なので、シュノーケリングはコテージの周りでも、充分楽しめました。島内の移動に関しては、とにかく大きな島なので、水上コテージからメインのレセプションまでが遠く、少々大変でしたが、ヤシの木々や葉がそよぐ音や、鳥の声を聞きながらのお散歩もまた格別でした。自転車も$5くらいで借りられます。プール、テニス、卓球、サッカー場、ビーチバレー、ジム、ビリヤードなどの海以外のたくさんの遊び場もあり、夜はバーで、曜日毎に様々なパーティやライブが開かれていて、予算さえあれば本気で長期滞在したいぐらいでした。スタッフはとにかくみんな笑顔で優しくて、気分の悪い対応などは一切ありません。人のことは言えませんが、多少発音にクセがあるので聞き取りにくい面もありましたが、わからないと告げると、嫌な顔一つせず、何度も説明してくれました。泊まっている間も、日本人は私達しかいなかったようで、もの珍しいのか、おかげでみんなが話しかけてくれ、とても楽しかったです。チェックアウトの際は、カウンターに居たスタッフ全員で「アリガトゴゼイマシタ~!」と送り出してくれて、最後の最後まで笑顔でいさせてくれた、本当にステキなリゾートでした☆
(写真:左) トカゲがたくさんいました
(写真:中央) バーのテーブルに灯りがともります
(写真:右) 「起こさないでね」と書かれたヤシの実がオシャレ!
モルディブもそうでしたが、ドバイでも入国審査の際は、一切質問がありませんでした。ちょっとほっとしました(笑)。ガイドさんに連れられ、次の目的地「アルマハ・デザート・リゾート」までは、車で45分。今回も深夜到着の為、車内で爆睡。でも運転手さん、ハイウェイでは常に140キロ走行・・・ちなみに法定速度が120キロでした!
宿泊先はアルマハ・デザート・リゾート。自然保護区域の中に作られた、砂漠の中の豪華リゾート。部屋のすぐそばを、野生のガゼルやオリックスが普通に行き来しています。
さっ・・・寒い・・・。今年のドバイは特に寒いらしく、空港でもひそかに感じていたのですが、常夏気分満載の格好をした私達は、だいぶ浮き気味・・・。
砂漠なので、夜は特に冷え込んでいるようでした。でも、そんな砂漠に女神が・・・出迎えてくれたのは、アルマハに来て2年半という、日本人スタッフの令子さん!あぁ・・・久々の日本人・・・そして主人の口以外から聞く日本語(笑)ウェルカムドリンク(ベリーのスムージーみたいでとってもおいしい♪)を頂きながら、食事やアクティビティの説明を聞き、ついに念願のコテージへ!
レセプションから、お部屋までは歩いて30秒ほどのお部屋でしたが、令子さんの運転する小さなカートに乗って移動しました。「たまに道の真ん中に動物が居るので、通れなかったら迎えに行くので呼んでください」とのこと・・・本当に大自然の中にいるのだと実感させられるコメント。
お部屋には、プライベートプールが付いており、天井がテント風の作りになっている、八角形の変わった形の建物です。シャンプーや石鹸などは、全て「BVLGARI」で統一されており、部屋中とてもいい香りに包まれています。
家具やタオル一つにしても、とにかく高級!こんなステキなところ、なかなか泊まれません・・・。
(写真:左) 夜、ライトアップした室内
(写真:中央) 朝食と昼食は砂漠を見ながら
(写真:右) プールサイドにオリックスが!
朝と昼はブッフェスタイルで、外のテラスで頂きました。 夜は寒かったので、室内でコース料理を。もう何を食べても全ておいしい!こちらも割と、アジアチックなお料理が多く、豆腐やえのき茸など、ローマ字で書かれた日本のお料理もありました。昼間から、砂漠の乾いた風に吹かれながらワインとチーズでほろ酔い気分・・・贅沢の極みです。
全7種目の中から、一日に2つまで、無料で参加できます。私達は2日間の滞在でしたので、4つ選べたのですが、旅の疲れもあり、無理せず人気の上位3つを予約しました。
「サファリドライブ」
4DWに乗って、砂漠の動物や植物を見ながらのんびりとドライブするツアー。ガイドをしてくれたドニーさんは、英語オンリーなのでこれまた苦労しましたが、とりあえず見ているだけでも充分楽しめるツアーでした。
「キャメルトレック」
ラクダに乗って沈む夕日を見に行く、大人気のツアー。一頭に2人乗りです。ラクダが起き上がるときと、座る時が恐怖の瞬間で、ちゃんとラクダの動きに合わせないと落ちそうになります。
ラクダの背中に揺られること20分。地平線が見渡せる、高い場所に着くと、先に車で到着していたスタッフが、テーブルにシャンパンとイチゴとおつまみを用意して待っていてくれました。とってもステキな演出と、キレイな夕日、どこまでも続く砂漠、自然が作り出した砂の模様(風紋)。
気付けば何枚も写真を撮っていました。あいにく、この日は風が強めだったので、口の中が少々ジャリジャリ(笑)夕日が沈みきる前に、ホテルへ向けて出発。着く頃にはすっかり暗くなっていました。長年憧れていたただけに、もう大満足!
「デューンドライブ」
砂漠の中を、4WDで走り回るエキサイティングなドライブ。これも是非やってみたかった!このツアーは毎朝8時集合で、朝食の前に開催されています。たしかに食後じゃ絶対に無理・・・。
車酔いしやすいと言った私を気遣って、ドニーは控えめな運転をしてくれたようですが、興奮して酔うヒマなどなく、キャーキャー言いながらすっかり楽しんでおりました。途中、他の車がパンクするアクシデントもありましたが、待ち時間も砂山を登ったり、終始はしゃぎっぱなし・・・。
(写真:左) 私達を乗せてくれたラクダ
(写真:中央) サファリドライブの合間に
(写真:右) 風紋とシャンパンのコラボレーション?
気温が低かったせいか、プライベートプールは温水になっていました。何もかもが行き届いています。食事とツアーに出掛ける以外は何もせず、常にテラスや部屋でぼーっとしていました。 まさに「何もしない」ことを楽しむためのリゾートでした。 客層は、40~50代の方が多かったように思います。大人の為のリゾートなのでしょうかね・・・ 自分達がものすごく子供に思えました(笑)こちらでも滞在中、日本人は私達だけでした。
戦争やテロの影響で、中東全体のイメージがあまり良くない為か、日本人の宿泊客もだいぶ少なくなってしまったそうです。私が見る限り、ドバイ(特にアルマハ)は、日本にいるよりも安全、平和そのものといった感じです。
(写真:左) デューンドライブ。一番高い所に車を止めて砂漠を堪能
(写真:中央) 登頂!
(写真:右) ラクダツアーの帰り際
昼食を済ませ、お世話になった令子さんに別れを告げ、迎えの車に乗って、再びドバイの中心部へ移動。 空気は冷たいのですが、さすがに昼間の日差しは半端じゃなかったです。
最後の二日間は「ヒルトン・ドバイ・クリーク」に宿泊。打って変わって、とても近代的なシティホテル。部屋の中のデザインも、白・黒・シルバーで統一されていて、シンプルでかっこいい作り。窓側は全面ガラス張りなので、近代的なビル郡やクリーク(川)が良く見える眺めのいいお部屋でした。
(写真:左) スタッフの令子さんと別れ際に
(写真:中央) ナンバープレートに「バージュ」のマークが
(写真:右) ゴールドスーク ま、まぶしい・・
大きなショッピングセンターが点在し、ブランドショップも多数。まさに買い物天国です。歩いていけそうな距離でも、移動は全てタクシー。初乗りが100円位なので、タクシーで豪遊?していました。日本じゃなかなかできませんよね。東京と同じく、近代的なドバイの中にも下町が存在しています。スパイスと金の問屋街? 市場?です。スパイススークは残念ながら、もう閉まっていたので、ゴールドスークへ行き、ネックレスの値切り合戦。
その後は、アブラ(水上タクシー)で対岸へ渡り、タクシーに乗り込み、ドバイを象徴するあの高層ホテル「バージュアルアラブ」を見に行ったり・・・帰るぎりぎりまでめいっぱい遊びました。
真っ青な海と、オレンジ色の砂漠、さらに大都会。真逆の場所を一度に楽しみたいという、欲張りな私達でしたが、モルディブからドバイへの飛行時間も、わずか4時間なので、移動はあっという間です。アクティブ派にはおススメですよ!
(写真)ドバイといったらコレ
清水様。長~いレポートありがとうございました!サクサク削って下さいとのことでしたが、削ることができませんでした!ご出発前は、行くはずだったリゾートが津波で泊まれなくなったり、やっと変更できたと思ったら今度はフライトキャンセル。本当にいろいろありましたよね。無事にご出発できて何よりでした。またお金をためて行きます!とおっしゃっるくらい気にいっていただいてよかったです。いつまでもお二人仲良くお幸せに!