ワイルドアイランド・イサベラ島 | の旅行記

支店
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ワイルドアイランド・イサベラ島

エリア
ガラパゴス諸島(イサベラ島)
/
テーマ
動物を見る
時期
2016/06/26~2016/07/09
投稿日
2016/7/24
更新日
2020/3/20
投稿者
君羅由佳

ガラパゴス諸島最大の島イサベラ島

ここはありのままの自然がまだまだ残る、滞在できる島の中ではかなり野性味あふれる島す。
島には赤道が通り、5つの火山を持ち、ガラパゴス最大の面積標高を誇る島。
ガラパゴスの玄関口・サンタクルス島とは一味違った、
手つかずの自然に出会えるこの島で、新のガラパゴスに出会う旅へ。

  • イサベラ島上陸

    イサベラ島へのアクセスはチャーターのヘリコプターかスピードボート。
    私はもちろんスピードボートで。

    まずはサンタクルス島・プエルトアヨラの港へ。
    私は空港からそのまま直行なので、スーツケースをころころころがしながら、船着き場へ到着。

    ここは、周辺の島へのデイトリップ船やクルーズ船も発着します。
    なので、出港の多い朝や、帰港の多い夕方は人があふれかえります。

    この日は2時だったので、人は少なめ。

    桟橋を渡ってボートに乗り込んで。
    え、ボートちっちゃいーーーー!
    屋根なし6人乗りボート。

    まさかこれで2時間の船旅。。。

    とそこにガイドさんが大声で、
    「船乗り換えたら、後ろの席をGETするんだよ!酔わないからね!」
    とのこと。
    あ、乗り換えるんだ。

    最初の船はボートタクシー
    スピードボートまで送ってくれます。
    屋根あり、船室ありのスピードボートに乗り換えて、2時間強の船旅。

    ゆ、揺れる。。。。
    まるでジェットコースター
    酔い止め必須です。

    そんなこんなでイサベラ島とうちゃーく。
    船着き場ちっちゃ。
    ちょっと不安。

    と思いきや、町まで歩く道は完全塗装の石畳。
    去年の12月に完成した道だそうです。

  • ダイビングショップ&コテージ

    港から歩くこと5分


    町へ続く道を歩き一番目み見える宿が今回お世話になった<トレスパスマスエコロッジ
    併設のダイビングショップ<スクーバドラゴン>のオーナーMr.ピエールがダイバーのために造った宿です。

    お部屋は広々。スーツケースもダイビング器材も余裕で広げられちゃいます。
    エアコンはないですが、ガラパゴスの夜は涼しいので、窓を空けて風を通せば十分!

    お部屋の前の池にはウナギがいるらしい。
    私は見つけられず、、、

    広いバルコニーは器材干しにも十分なスペースです。

    各お部屋にはシャワー&トイレ。
    もちろん温水シャワーが使えます。

    ただ、イサベラ島では水が非常に貴重なので、大事に使いましょう。


  • さっそく港へ散策へ

    イサベラ島の魅力は動物との距離が近いこと!

    港の桟橋でも次々に動物に出会えちゃいます。

    桟橋へ続くトレイルの入り口で、
    はい、第一ウミイグアナ発見。

    海でエサGETの後でしょうか。
    体温を取り戻すために日光浴中。
    この子は体長1mほど。おっきい。

    続いて、第一アシカ発見。
    カメラ目線GETです。

    びっくりさせないように、触れないように注意して、写真を撮らせてもらいます。

    アシカに占拠される桟橋
    実はこの桟橋、以前は普通に使われていましたが、
    アシカが住み着いたため、人間は他に桟橋を作って、いまはそちらを使用中。

    ガラパゴスではなんでも動物優先です。
    人間がおじゃまさせてもらっているので、当然ですねー。


  • コンチャデペラ

    宿から徒歩10分のスノーケルスポット<コンチャデペラ>へ。


    トレイルの途中、またもやアシカちゃん。
    ん~通路の真ん中で気持ち良さそうにお昼寝中

    起こさないように、隅をそ~っと通り過ぎます。

    いざマングローブの間から海へ!
    アシカきたーーーー

    私の周りをうろちょろうろちょろ。
    かわいい。

    ただ、動きが早い!
    全然写真撮らせてもらえない。。
    なんとかGETしたものの、顔怖い。。

    次は第一ウミガメに遭遇。
    水深1m弱。恐るべしガラパゴス。

  • レアキャラ続々

    スノーケルでマングローブ林を抜けて、溶岩のわきを泳いでいくと、、、


    イグアナーーーー!!!
    泳いでるーーーーー!!!
    かわいいーーーーーーーー!!!!

    前足を後ろにだら~んと伸ばし、お尻としっぽをフリフリ。
    優雅に泳いでいきます。

    ただ、泳ぐの速い!!!
    私のカメラスキルだとしっぽを捉えるのがやっとでした、、、

    溶岩の岩場には海イグアナが数百匹。
    みんな日向ぼっこ中です。

    港に戻って帰ろうとしたとき、
    え、ペンギンーーーーーーー!!!!!!!

    再度海へダイブイン!
    第一ペンギン発見です。
    これはイサベラ島ならでは。
    サンタクルス島にはいないそうです。

    一緒に泳げたものの、写真はやっぱり難しい。。
    でもけっこう長い時間、私の周りをうろちょろうろちょろ泳いでくれました♪

  • まるで自然の動植物園

    夕方は島内を散策。


    町からトレイルを歩いて30分ほどのところ、<ゾウガメ繁殖センター>があります。
    イサベラ島にいる5種のゾウガメの飼育と繁殖をおこなっているとのこと。

    赤ちゃんゾウガメだら~んと全身で休んでいるかわいい光景がそこらじゅうで見られます。

    ガラパゴスのゾウガメは島ごとに異なる特徴を持つ、固有種。
    種を絶やさないように、保護や繁殖が重要なんだそうです。

    トレイルはまるで動植物園
    木々が林のようい生い茂り、心地よい日陰を作ってくれるので、
    昼間でも涼くて快適!

    ラグーンにはフラミンゴ!!!!
    人間を気にする様子もなく、優雅にお食事中でした。



  • 食事も地のモノを!

    イサベラ島唯一の町・プエルトビジャミルにはレストランもたくさんあります。


    プエルトアヨラほどではないですが、イタリアンやシーフードなど15件ほどのお店があります。

    でもイサベラ島でのおススメは、ハイランドエリアのレストラン!

    採りたて野菜を使ったサラダや、スイス出身のシェフのおしゃれ料理が味わえます。
    レストランの周りには、農場があり、野生の果物の宝庫!

    私はMr.ピエールに連れられて農場散策
    グアバ、アボガド、パッションフルーツにバナナ
    落ちている実を拾って、切ってもらって、味見。
    おいし~!

    ただ、どれが食べられる身なのか私には判断が付かず、、
    ガイドさんと一緒に行きましょう♪

  • 涙の壁トレイル

    イサベラ島で見逃してはいけない観光地<涙の壁>!

    そこまではトレイルになっていて、様々な見所が点在しています。

    各トレイルの入り口には、案内板が設置されています。
    ここはナチュラリストガイドの同行が必要です。

    なんとMr.ピエールはナチュラリストガイド!!
    フランス人の彼はフランス語はもちろん、スペイン語、英語を使いこなす、
    ダイビングガイド兼ナチュラリストガイド兼宿のオーナー

    陸も海もなんでもOKのスーパーマン!!

    ガラパゴスにはガイド同行必須なエリアが多い。
    なぜかというと、自然を守るためというのはもちろんのこと、
    地中に溶岩が流れた後の空洞が空いていて、急に陥没することがあるからとのこと。

    ガイドさんと一緒に楽しく安全に観光を楽しみましょう。

    トレイル上には、溶岩トンネル展望台ビーチが点在。
    サンタクルス島より人が少ないので、どこも貸し切りで楽しめちゃいます。

  • 大自然を全身で満喫!

    涙の壁>までは町から約6km。

    徒歩や車でも行くことができますが、おススメは自転車。

    サイクリング気分で楽しめます。
    ビーチをマウンテンバイクで疾走!

    <涙の壁>は悲しい歴史を持つ場所。
    流刑地になっていたイサベラ島で、囚人が自らを閉じ込めるために、
    涙を流しながら石を運び作った壁。
    長さは100m、高さは7m。

    壁の上からは島の全景が見えるかのような絶景が見渡せます。
    遠くには、プエルトビジャミルの町が。

  • 野生のゾウガメに遭遇!

    <涙の壁>の帰り道、トレイル脇にゾウガメーーーー!!!

    野生のゾウガメーーー!
    とてつもなく大きい!

    推定年齢130歳とのこと。
    甲羅を見ると年輪のように年齢がだいたいわかるんだとか。

    もう何か貴重なのか、普通なのか頭が追いつきません。。

    帰りはプエルトビジャミルの町のビーチで一休み。
    ちなみにこのビーチは町の目の前!

    サンタクルス島では町からビーチまで徒歩で40分ほど。
    このビーチの近さもイサベラ島の魅力です。

    とそこに海イグアナ
    海に向かって歩いていきます。


  • ビーチの狩人達

    ビーチには、海で遊ぶファミリーの脇で、狩りにいそしむ動物たち。


    泳ぎ着かれた海イグアナは、溶岩の上で体を温めます。
    上に重なっても気にしない。

    海に向かってたそがれるイグアナ。
    なんだか威厳を感じます。

    爬虫類って苦手でしたが、ここのイグアナはかっこいい。

    浅瀬では、アオアシカツオドリペリカンが狩りの真っ最中。
    海にじゃんじゃん飛び込んできます。

    その獲物を横取りしようと、グンカンドリが上空を飛び交います。

    それをわき目にペリカンが溶岩の上で一休み。
    身長1mほど。
    置物のようにじっと体を休めています。

    やっぱりイサベラ島の一番の魅力は、
    町とビーチ、野生の動物たちの距離の近さ